こんばんは、サモンです。
インターネットでの挨拶は時間帯をいつに設定するべきか、いつも悩みます。
今、私は一人で暮らす小金井市の狭くて汚い自室の、狭くて汚いベットの上で、無闇にでかくて臭っせえ体を折り畳んで、暗闇の中、スマホの灯りに顔を照らされながら、これを書いてます。
あらためまして、こんばんは。

 

私は「或る夜の電車」に若手芸人カズキを合コンの人数合わせに呼びつける嫌な先輩三人組の一人の役を頂いて出演しました。
撮影現場ではお綺麗な方に囲まれて、てめえの体臭が気になって仕方ありませんでした。完成した映画の中で私の顔が怒張した亀頭のような色になっているのは、その緊張のためです。

 

映画の宣伝は、素敵な方々から頂戴した素晴らしいコメントやこのブログの他の方の記事にお任せして、私は別の話をしようと思います。


前述の通りに、私は本作にて嫌な先輩の役で出演しました。
これまでの人生、特に大学時代に不運にも私の後輩になってしまった方々にとっては、嫌な先輩として名を馳せていた時期があるので、撮影の際は、板についた演技を披露できたと思います。

演技の部分だけ、嘘です。
同じシーンにいた女性陣の胸元をチラチラと見ているうちに撮影は終わりました。

 

映画の中だけなら何でもないことですが、現実で嫌な先輩として生きていた時はそれなりに大変でした。
元来、性根がねじ曲がり過ぎて、鞄の中の絡まったイヤホンのようになっている私ですから、後輩と見れば、ついつい、社会人の方が仰るところの「モラルハラスメント」と持ち前のスメルハラスメントで彼の(彼女の)目の光が無くなるまで、相撲協会の方が仰るところの「かわいがり」を続けてしまいます。
まあ、そんなことを積み重ねていると、後輩には嫌われるし、必然的に後輩の恋人にも嫌われるので、連帯を大切にする感じの後輩やその恋人のご友人の皆さんにも嫌われます。
とりあえず、コミュニティ全体に嫌われます。


それはそれは、嫌われました。
あと、オレ、なんか臭えし。
(余談ですが、世に溢れる物語の中での体臭がきついキャラの良いひと率の高さは、体臭がきつい上に性格が悪いとマジで笑えなくなるからなのでしょう。)

さておき、人間は環境に適応しながら進化してきたので、そんな日々の暮らしにも、そのうちに慣れていきますが、周囲の厳しい目をやり過ごせるようになった頃に、私の悪行を聞きつけた先輩に呼び出されてがっつり熱いご指導を賜る羽目になります。

 

ヘイトフルデイズです。
こうなっては、部屋からろくに出ず、ニルヴァーナだけを聴きながら暮らすしかありません。
スメルズ ライク サモンです。

 

まぁ、この時の周りの対応がよほど効いたのか、自分よりお若い人、または先輩的な方を見掛けたら、ニコニコしてるだけのデカくてウスノロなマスコットのフリをするようになりました。
お陰で、もうあの時ほどの嫌われ方はしていないように思われます。
30過ぎたくらいから体臭もただのおじさんのそれに変わってきたし。


めでたしめでたし。


ところで、「或る夜の電車」ですが、ここまでの文章とは真逆の優しさや冷たさのお話です。
特に、金允洙監督の描く優しさはちょっとした発明です。
それは師走の冷たく澄んだ空気や、新しい年に対する期待感に満ちた大晦日の喧騒の中での俳優部の表情を的確に映画として記録出来たからかも知れませんね。
一年の最後の日はこんな私でも、コンビニでお釣りを募金しちゃうんだから★
きっと、そうです。


監督の優しさが詰まった映画のためのブログなので、宇多田ヒカルさんのキャシャーンのテーマ曲を繰り返し聴きながらを書いていたら、こんな文章になってしまいました。
優しさって難しいですね。


さて、ユーロライブでの上映二日目の12月18日21時からの回では、この映画の音楽を担当した久徳亮氏が登壇なさるそうです。
実は、私も映像関係の方に音楽を提供する活動をしているので、ライバルである彼は潰さなければと日々機会を伺っていました。
当日は、壇上の久徳氏に向かって、口汚い野次を投げかけてられたらと思っています。
久徳亮氏は私と同い年のライバルですので、これは決して“後輩”いじめのつもりはございません。


では、劇場でお会いしましょう。
と、思ったのですが、劇場が私のせいで臭くなる不安を拭えないので私は行きません。
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